全3日・各8時間。手を動かす時間が中心です。
この講座では、生成AIに「やらせて終わり」ではなく、出てきたものを自分で確かめて使うところまでを扱います。 3日間を通して、日本語で伝えて動くものを作り、その内容を自分の目で検証できる状態を目指します。
各日のゴールと時間の使い方です。1日は[480min]で、これに昼休憩が加わります。第1回と第2回のあいだは2週間、第2回と第3回のあいだは1週間あきます。
| [100min] | 環境セットアップ(VSCode・GitHubアカウント・Copilot招待・疎通確認) |
| [30min] | AI駆動開発の世界(LLMとエージェントの動き方) |
| [95min] | Copilotの基本操作(Ask・Agent・Plan、Keep)と機密の扱い・プロンプトの型 |
| [10min] | 休憩 |
| [60min] | 仕様5行から動くWebアプリ(バイブコーディング・ブラウザで確認) |
| [10min] | 休憩 |
| [75min] | 既存アプリへの機能追加(先に読ませる→絞り込みと合計を足す→検算) |
| [10min] | 休憩 |
| [90min] | モデルの使い分けと規約ファイルのチーム展開、振り返り |
| [60min] | 配布ZIPの展開と、AIと進めるデバグ(1行壊して症状だけ伝えて直させる) |
| [37min] | テスト業務とAIの分担 |
| [10min] | 休憩 |
| [114min] | 観点抽出とテストケース生成(Day1で足した機能のケース表) |
| [60min] | テスト設計の基本(期待結果の出どころ・要件ID・判定表) |
| [10min] | 休憩 |
| [70min] | テストデータと報告書 |
| [10min] | 休憩 |
| [73min] | 取込の実装と単体テスト(AIが書いたテストを人が判定する) |
| [27min] | 表示と書き出しの穴(セキュリティ) |
| [9min] | 振り返りとDay3予告 |
| [10min] | Day2の振り返りと今日の準備 |
| [90min] | ブラウザだけで回るE2E(読む・壊して確かめる・報告書に実行結果) |
| [10min] | 休憩 |
| [120min] | 手順と見る役の固定(スキル・規約・エージェント) |
| [40min] | 認定とリテラシーチェック |
| [10min] | 休憩 |
| [120min] | 実技(新形式の9月分を取り込み、判断を提出) |
| [10min] | 休憩 |
| [60min] | 講評とコメントへの対処、修了証 |
| [10min] | 3日間の成果物と来月の手順 |
3つだけです。役割がはっきり分かれています。
| 道具 | 役割 |
|---|---|
| VSCode | コードや文章を書く場所です。1.116以降(Copilot Chat標準搭載)なら Copilot Chat が最初から入っています。 |
| GitHub Copilot | VSCode の中で相談できる相手です。日本語で頼めます。 |
| ブラウザ(Edge等) | 作ったものを動かして確かめる場所です。データを読ませるときは、ファイルを画面にドラッグして落とします。 |
当日までにお願いするのは、GitHubアカウントの準備だけです。
回ごとに、投影スライドと配布物をまとめています。
環境を整えたあと、仕様5行から動くWebアプリを作ります。午後の後半は配布の作業記録アプリを先に読ませてから機能を2つ足し、規約ファイルまで置きます。
Day1で機能を足したアプリを題材に、デバグから入ります。仕様からケース表とテストデータを作り、取込の実装と単体テスト、表示の穴まで扱います。
本編では時間の都合で扱わない内容と、研修で作ったファイルの早見表です。研修の前後にお読みください。
回ごとに1本です。展開すると tpro-work というフォルダになります。デスクトップに置いてください。
| 回 | Windows用 | Mac用 |
|---|---|---|
| 第1回 | 情報系_Day1_配布_Windows用.zip | Mac用 |
| 第2回 | 情報系_Day2_配布_Windows用.zip | Mac用 |
| 第3回 | 情報系_Day3_配布_Windows用.zip | Mac用 |
| ハーネス早見表 | ハーネス早見表(PDF、A4横1枚) | |
受講者のみなさんは派遣先の情報を扱う立場にあります。演習では次を前提にしてください。
要りません。この講座は VSCode とブラウザだけで完結します。データの集計もグラフも、配布物に同梱したライブラリでブラウザ上で動きます。
開発経験がある方を想定していますが、AI活用が初めてでも進められる構成です。
持ち帰れます。作ったファイルはご自身の端末に残ります。ただし提出物には制限があります。次の項目をご覧ください。
言語化したテキストのみを提出します。コードと実データは提出しません。 提出方法は当日ご案内します。
手を挙げてください。演習には「うまくいかないとき」の項目を用意しています。 時間内に終わらなくても構いません。全部終わらせることが目的ではありません。
利用の可否と範囲は、所属先と常駐先の取り決めによります。研修中に断定はできませんので、 社内の手順に沿ってご確認ください。費用の仕組みだけ書いておきます。 GitHub Copilot には無料プランがありますが利用量に上限があり、業務で日常的に使うには足りません。 有償プランは個人向けが月10ドルから、組織向けの Business が1席あたり月19ドルです。 2026年6月に課金方式が変わり、使ったモデルとトークン量に応じて減る GitHub AI Credits になりました。 コードの補完は非課金なので、補完中心の使い方であればほとんど減りません。 (出典 GitHub Docs、2026年9月9日確認)
エクスプローラーにファイル名が並んでいるだけなら送られません。 送られ始めるのは、そのファイルをエディタで開いたときと、中の文字を選択したときです。 VSCode は開いているファイルと選択範囲を、こちらが指定しなくても会話に添えます。
気をつけていただきたいのは .gitignore の扱いです。除外に書いていても、
そのファイルを開くと除外が迂回されます。「除外に書いたから安全」は成り立ちません。
「このプロジェクトは何をしているものですか」のような質問でも送られます。 VSCode はワークスペースの索引を持っていて、会話の内容に応じて関連するファイルを自動で拾います。 公式ドキュメントには、検索で一致した内容は AI がそのファイルを開かなくても会話に含まれる、と書かれています。
確実なのは、機密ファイルを含むフォルダを VSCode で開かないことです。
開かざるを得ない場合は、機密ファイルを別のフォルダへ移してワークスペースに含めない、
files.exclude でエクスプローラーからも隠して開く事故を防ぐ、の順で対処してください。
(出典 VS Code Docs、2026年9月9日確認)
社名と数字が公開されているものを挙げます。日立製作所は約200名での社内評価で「タスクを迅速に完了できる」が83パーセント、 富士通は10,000名超が利用して作業負荷を20パーセント削減、東芝テックは約300名でのPoC、 カカクコムはトライアル後に全開発者へ展開しています。 客先との話では、規模の大きい会社の名前より、近い規模の会社の数字のほうが通ります。
次の3つが出発点になります。 ワークスペースの索引とファイルの扱い、 カスタム指示ファイル、 プランと課金。 1つ目は上の機密ファイルの質問で引いているページです。
研修中に出てくる言葉です。分からないまま進めず、ここで確かめてください。